形成外科 ～傷②～
- 2021/05/24
- ↳ 傷・きずあと
顔にできたキズは夜間や休日だと応急的な処置を受ける方も多いです。
場合によってはステイプラーという医療用ホッチキスを使用して処置されることもあります。
形成外科ではステイプラーも有用で頭の傷などについては使用することはありますが、顔の傷に使用することはまずありません。
写真は10代男子、休日のスポーツ中にケガをしてしまいステイプラーで傷の処置を受けた翌日に形成外科を受診しました。
傷の段差が目立っており直ぐにステイプラーを外して形成外科的に縫合処置を行いました。
ステイプラー部分の赤みなどが少し残っていますが早めの対応ができ傷の段差も解消されました。
❕治療方法：創傷処理（真皮縫合加算）
❕効果：傷を縫合し傷痕を目立ちにくくします。
❕合併症：出血、感染、創治癒遷延、肥厚性瘢痕、傷跡など
❕注意点：抜糸後は3ヶ月程度テーピングなどを行います。（部位や経過による）傷跡は残ります。
❕手術費用目安：5580～29000円程度（保険3割負担の場合。年齢、部位、損傷程度による。）
夜間救急などで応急処置をしてもらった後でも、なるべく早く形成外科を受診することで縫い直しや適切なキズのケアの方法をお教えすることが可能です。
目立つ傷跡になる前に1日でも早く形成外科を受診されることをお勧めいたします。
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大阪梅田 形成外科・リンパ浮腫 LSクリニック
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