リンパ浮腫 ~保存治療~
- 2021/05/19
- リンパ浮腫
リンパ浮腫治療は保存治療と手術治療に大きく分かれます。
今回はリンパ浮腫の保存治療についてのご案内です。
リンパ浮腫治療で効果を出すためにはまずは保存治療にしっかり取り組んでいただきます。
リンパ管静脈吻合術などリンパ浮腫手術を受けて頂く方も基本的には手術前からこの保存治療を受けていただいている必要があります。
(LSクリニックで保存治療をご希望の方には、専属のセラピスト、リンパ浮腫療法士が対応致します。)
リンパ浮腫に対する保存治療の基本となるのは複合的理学療法(CPT:Complex Physical Therapy)と呼ばれるもので、
・スキンケア
(皮膚の清潔を保ち、保湿を心がけます)
・医療リンパドレナージ
(リンパドレナージセラピスト資格を有する専門スタッフがリンパ液を誘導しむくみを改善させます)
・圧迫療法
(弾性着衣や包帯などでリンパ液の排液を促し、むくみのコントロールを行います)
・運動療法
(圧迫した状態で運動することにより筋肉のポンプ作用でさらに効果的にリンパ液の流れを促します)
の4つの要素からなり、リンパ浮腫の状態にあわせてそれぞれの治療を個別に組み合わせることでより良い治療効果を目指していきます。
また、ICG蛍光造影検査や超音波(エコー)検査などの結果をもとに、それぞれのリンパ浮腫の状態に合わせた保存治療の方法も提案可能です。
LSクリニックでは、うで用、あし用それぞれに様々なメーカーの弾性着衣(スリーブやストッキングなど)のサンプルも取り揃えておりますので生活スタイルや要望に応じてお一人お一人に最適なものを提案させていただきます。
リンパドレナージや圧迫療法などの保存治療からリンパ浮腫手術治療まで、リンパ浮腫について分からないことがあれば何なりとご相談下さい。
大阪梅田 形成外科・リンパ浮腫 LSクリニックでは一般形成外科・リンパ浮腫に対する保存治療から日帰りリンパ浮腫手術を行っております。
お気軽にご相談下さい。