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リンパ浮腫 ~保存治療 スキンケア~|形成外科・リンパ浮腫 LSクリニック 大阪梅田

リンパ浮腫 ~保存治療 スキンケア~

大阪梅田 形成外科 リンパ浮腫 LSクリニック セラピスト看護師のHです。

今回は、リンパ浮腫の保存的治療の1つであるスキンケアについてです。

 

皮膚は通常、細菌などは通過できないですが、怪我や虫刺され等で皮膚にキズがあると細菌の侵入口となります。また、リンパ浮腫でリンパ液が溜まっていると抵抗力が弱まり、細菌などが繁殖しやすい状態になります。

また、リンパ浮腫の患部では皮膚が硬く厚くなったりすることで、ひび割れや乾燥のリスクが高まります。

【スキンケアの目的】

皮膚の清潔と保湿を維持し、健康な組織の状態を保つことによって蜂窩織炎の予防に努めます。

 

【スキンケアの方法】

丁寧に洗い、清潔を保つ

・ひび割れや落屑など、乾燥が特に気になる場合は保湿性のある入浴剤を入れると保湿効果が高まります。

・入浴できない日も、足浴や手浴をする・濡れたタオルで拭くなど清潔を心掛けましょう。

保湿剤を塗る

・患肢全体に満遍なく、たっぷり塗ります。

・足の裏まで塗る場合は、靴下やスリッパを履く・布団に入る直前に塗る等、滑って転倒しないよう注意しましょう。

 

 

保湿剤を塗るという習慣のない生活で毎日必ず保湿剤を…ということは続けることもが難しかったり、どの保湿剤を使えば良いのかも迷うかと思います。患者様それぞれの生活スタイルからどのタイミングで塗ってみるとよいか、どの保湿剤がよいか肌に合っているのか等もアドバイスをさせて頂きます。

また、LSクリニックでも保湿剤の購入が可能ですのでお気軽にご相談ください。