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リンパ浮腫 ~リンパって何?~|形成外科・リンパ浮腫 LSクリニック 大阪梅田

リンパ浮腫 ~リンパって何?~

こんにちは😃

 

大阪梅田 形成外科・リンパ浮腫 LSクリニック セラピスト看護師のHです。

 

今回は、『リンパ』についてのお話です。

 

「そもそもリンパって何?どんな役割があるの?」と思ったことはありませんか?

リンパと聞くと、首や手足の付け根にあるグリグリしたところと思う方が多いのではないかと思います。

『リンパ』とは、「リンパ液」のことを指し、「リンパ液」「リンパ管」「リンパ節」などを総称して『リンパ系』といいます。

 

それぞれについて、説明すると…

【リンパ液】

リンパ管の中を流れる液体です。血液や全身の細胞から回収された余分な水分がリンパ管に入ることでリンパ液と名前を変えます。

主に液体成分とリンパ球という白血球の仲間で構成され、このリンパ球が外部から侵入した異物から身体を守る「免疫」という役割を持ちます。

【リンパ管】

リンパ液を運ぶ管状のもので、血管と同様に全身に存在します。

「心臓から出て動脈を通って全身の細胞に運ばれて静脈を通って

心臓に戻る」という血管の構造と異なり、リンパ管は全身の細胞の

隙間からリンパ管が始まり鎖骨あたりで静脈に戻ります。

【リンパ節】

いわゆる首や手足の付け根にある“グリグリ”です。

リンパ管の途中にある関所のような存在で、細菌や異物などをろ過します。

 

 

 

 

 

 

 

引用;身体をめぐるリンパの不思議 中西貴之 著

 

『リンパ』と聞いて思い浮かぶ首や手足の付け根にあるグリグリしたところは、実は『リンパ』ではなく【リンパ節】なのです!

 

『リンパ』(リンパ液)は、身体の中にある不要物を余分な水分とともに回収することで身体の水分量を調節し、生活している環境にあふれている細菌やウイルスから身体を守るという重要な役割を担っており、私たちの身体にとってなくてはならないものです。

リンパ浮腫は、何らかの理由で『リンパ』の流れが滞ることで引き起こる病気なのです。

「そもそもリンパって何?どんな役割があるの?」という疑問から、「何のためにあるのかよく分からないし、病気の原因になるならなくてもいいんじゃないの?」と思っていた方もいるのではないでしょうか?

治療を行っていく上で、まずは『リンパ』について知って頂ければと思い今回このお話をさせて頂きました。他にも何か知りたいこと等あればいつでもご質問ください。

 

 

 

大阪梅田 形成外科・リンパ浮腫 LSクリニックでは一般形成外科・リンパ浮腫に対する保存治療から日帰りリンパ浮腫手術(LVA:リンパ管静脈吻合術)を行っております。

お気軽にご相談ください。

 

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大阪梅田 形成外科・リンパ浮腫

LSクリニック

530-0001

大阪市北区梅田1-11-4

大阪駅前第4ビル 6F

☎️ 06-6341-2212

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