できもの　(粉瘤・アテローム)｜形成外科・リンパ浮腫 ＬＳクリニック 大阪梅田

粉瘤・アテローム

皮膚から剥がれ落ちるはずのアカや皮脂が皮膚の下の袋の中に溜まりできてしまった良性の腫瘍で大きくなるまで気づかない事もあります。外傷をきっかけにできることもありますが、原因ははっきりしません。
良性の腫瘍ですが、圧迫すると臭くてどろどろしたオカラ状のものが出てきたり、触っていたりすると突然、赤みや腫れ、痛みを伴う事があります（炎症性粉瘤）。

身体のどの部分にもでき、溜まったアカや皮脂が袋の中に溜まる事で盛り上がった状態から次第に大きくなり、半球状のできものになることもあります。
赤みや痛みなどの炎症がない場合、緊急性はありませんが早めの外科的切除をお勧めします。

脂肪腫

皮膚の下や筋肉内・筋肉の間などに発生し、増殖した脂肪細胞が薄い膜に包まれた良性の腫瘍です。発生原因は不明です。通常単発で、稀に多発する事もあります。身体のどの部分でもでき数mmから大きなものは10cmを超えるものもあります。痛みなどの症状はほとんどなく皮膚が盛り上がりやわらかい腫瘤が触れます。急激に大きくなったものなどは悪性の脂肪肉腫などの可能性もあります。
自然には無くならず徐々に大きくなっていきますので、外科的切除が必要になります。

石灰化上皮腫

顔面や腕などの皮膚の下にできやすく、凹凸のある硬い腫瘤として触れる事があります。ほとんどが乳幼児期や小児期に発症します。自然になくなる事はなく、増大や炎症を起こすことがあり外科的切除が必要になります。

費用

保険適用　3割負担の場合

※別途診察料、検査代、薬剤費用などがかかります。