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あざ(母斑)・毛細血管拡張症|形成外科・リンパ浮腫 LSクリニック 大阪梅田

あざ(母斑)・毛細血管拡張症

あざ・血管腫・血管奇形は、皮膚の一部分の細胞や構造に異常が生じ、色や形が正常と違ってみえる状態です。赤あざ、茶あざ、青あざのほかにも、黒いもの(色素性母斑)や表面がでこぼこしたもの(脂腺母斑や表皮母斑)などもあります。生まれつきのものが多いですが、年齢があがると色や形が変化することもあります。後に色が濃くなってきたり、後から現れてくるものもあります。
毛細血管拡張症は、赤ら顔とも呼ばれ、通常炎症を伴わず、毛細血管網が拡張して、皮膚に血管自体が透けて確認できたり、全体的に皮膚に赤みを帯びた状態を言います。
病状や疾患の種類に応じてレーザーや手術など適切な治療法を選択します。

 

 

赤あざ

大阪梅田形成外科LSクリニックVビームレーザー治療 赤あざ・乳児血管腫(いちご状血管腫) 治療方法:Vビームレーザー照射   費用:保険適用

乳児血管腫(いちご状血管腫) 典型的には出産直後にはみられなかったのが生後間もなく赤い斑点ができ、盛り上がり始め数ヶ月で大きくなり、多くはイチゴのように赤く盛り上がった形状です。1才ころピークに達し、その後はゆっくり色が落ちていき、多くの場合小学校低学年くらいまでの間に赤みが引いてきます。早期からVビームレーザー治療(色素レーザー)を行うことによって、より早期に赤みが消えることが期待されます。(図1)乳児血管腫(いちご状血管腫)早期からのVビームレーザー治療(色素レーザー)大阪梅田LSクリニック

 

 

大阪梅田形成外科LSクリニックVビームレーザー治療 赤あざ・単純性血管腫(毛細血管奇形) 治療方法:Vビームレーザー照射 保険適用単純性血管腫(毛細血管奇形)は、うまれた時からある赤い平坦な「あざ」です。生まれつきの毛細血管の異常なので、厳密には血管腫ではなく、奇形に分類されます。毛細血管は動脈と静脈の間にあり、皮膚に広がる細くて薄い管ですが、それらが異常に増えて集まった状態です。自然に消えることはなく、ゆっくり色が濃くなったり大きくなったりすることがあります。大人になると盛り上がることがあります。部位や大きさなどによって経過はさまざまですが、基本的にはゆっくりと進行します。治療としては、状況に応じてVビームレーザー治療(色素レーザー)や、手術的な治療などが行われます。※2024年3月 Vビーム(保険適用赤み取りレーザー)導入予定

 

 

 

茶あざ

大阪梅田形成外科LSクリニックレーザーあざ治療 茶あざ・扁平母斑 治療方法:Qスイッチルビーレーザー照射  費用:保険適用扁平母斑は、茶色のあざが皮膚に出来る病気です。茶アザは、皮膚の色をつくるメラニンが皮膚の浅いところに増えて出来ます。ほくろのように皮膚から盛り上がることはありません。そのために盛り上がりの無いあざと言う意味で扁平母斑と呼ばれています。また、コーヒーの様な黒さでなく、ミルクコーヒーに似た色のあざでカフェオレ班とも呼ばれます。通常は茶色のあざですが、茶色のアザの中に直径1mm程度の小さな黒い点が混在することもあります。
扁平母斑の治療は、まずレーザー治療から始めます。レーザーの長所は治療を行った部位に、キズが出来難いことです。扁平母斑に使用されるレーザーはQスイッチルビーレーザーです。扁平母斑が再発する場合などでは、手術療法を考慮します。
ほとんど、生まれつきに存在しますが、思春期になって発生する場合もあります(遅発性扁平母斑)。思春期になって発生する場合には毛が同時に生えてくる場合が多くあります。
先天性の扁平母斑では、成人の場合でレーザーが効かない場合が多く、再発を高率に認めます。しかし、小児にレーザー治療を行うと、効果を認めることが多くなります。そのため、有効率を高めるために、皮膚が薄い0歳児からレーザー治療を行うことをお勧めします。

 

 

 

青あざ

青あざは色素細胞(メラノサイト)が皮膚の深いところ(真皮)に集まって出来るアザで、生まれつき又は生まれて間もなく出来るものや思春期以降の大人になってから出来るものがあります。
お尻や背中に見られる蒙古斑は通常5,6歳までに自然に消失しさほど問題にはなりません。異所性蒙古斑についても大半は成人までに消えることが多く、放置しておいても結構ですが、衣服に隠れない露出部などは患者の精神的苦痛を緩和するために治療の対象になります。
太田母斑伊藤母斑のような後天性の場合には、自然に消退することはありません。
青あざの基本的な治療としてはQスイッチルビーレーザー照射を行います。治療はおおむねうまくいきますが、場合により軽い色素沈着を残したり色素脱出をきたすこともあります。
大阪梅田形成外科LSクリニックレーザーあざ治療 青あざ・異所性蒙古斑 治療方法:Qスイッチルビーレーザー照射  費用:保険適用 

外傷性刺青とは、怪我などで、異物が皮膚の中に入り込み、刺青(いれずみ)になった状態を言います。
治療としてはQスイッチルビーレーザー照射治療を何回か繰り返し行うと薄くなります。レーザー治療で取れにくい場合や、刺青の範囲が小さい場合は切除手術を行う場合があります。(保険適用)

 

 

 

毛細血管拡張症

大阪梅田形成外科LSクリニックVビームレーザー治療 毛細血管拡張症 治療方法:Vビームレーザー照射  費用:保険適用

毛細血管拡張症は、赤ら顔とも呼ばれ、通常炎症を伴わず、毛細血管網が拡張して、皮膚に血管自体が透けて確認できたり、全体的に皮膚に赤みを帯びた状態を言います。原因の多くは、皮膚が薄い、色白など先天的な理由の他にアルコール摂取や温度差や緊張など環境変化によって生ずるものもあります。毛細血管拡張症には、Ⅴビームレーザー(いわゆる赤み取りレーザー、色素レーザー)による治療がが効果的です。※2024年3月 Vビーム(保険適用赤み取りレーザー)導入予定

 

 

(日本形成外科学会HPより一部引用)

 

 

 

 

リスク・注意点

Vビームレーザー

照射直後より紫斑、腫れが生じる可能性があります。腫れは3~7日程度、紫斑は7日~14日程度で消失します。赤み、痒み、やけど、色素脱失、ヒリヒリ感が起こる可能性があります。治療後は、しっかりと保湿し、日焼け止めを使用してください。効果やダウンタイムに個人差があります。大阪梅田形成外科LSクリニックVビームレーザー治療 赤あざ・乳児血管腫(いちご状血管腫) 治療方法:Vビームレーザー照射 ダウンタイム紫斑の様子

Qスイッチルビーレーザー

赤み、痒み、やけど、ヒリヒリ感、色素沈着、色素脱失が起こる可能性があります。治療後は、しっかりと保湿し、日焼け止めを使用してください。効果やダウンタイムに個人差があります。

 

 

 

費用の目安

*レーザー治療の場合*

※自己負担額は保険種別により下記金額の0割~3割です。
※こども医療券が使用できます。負担金額については自治体にお問合せください。(大阪市の場合:1日最大500円)
※別途診察料、検査代、薬剤費用などがかかります。

Vビームレーザー

色素レーザー照射療法
(毛細血管拡張症、乳児血管腫(いちご状血管腫)、単純性血管腫(毛細血管奇形))

10cm²まで 21,700円
(3割負担 6,510円)
以降 10cm²毎に 5,000円加算
(3割負担の場合 1,500円加算)
171cm²を超える場合(上限) 106,700円
(3割負担 32,010円)

Qスイッチルビーレーザー

(扁平母斑、太田母斑・異所性蒙古斑・外傷性刺青)

3歳未満は、22,000円が加算されます。(2割負担の場合:4,400円)

 

4cm²まで 20,000円
(3割負担の場合 6,000円)
4cm²以上 16cm²未満 23,700円
(3割負担の場合 7,110円)
16cm²以上 64cm²未満 29,000円
(3割負担の場合 8,700円)
64cm²以上(上限) 39,500円
(3割負担の場合 11,850円)

 

*手術治療の場合*

※自己負担額は保険種別により0割~3割となります。
※こども医療券が使用できます。負担金額については自治体にお問合せください。(大阪市の場合:1日最大500円)
※別途診察料、検査代、薬剤費用などがかかります。
※植皮・皮弁形成などを行う場合、追加料金が必要となります。

皮膚腫瘍切除術 露出部 (頭、顔、首、肘~指先、膝~足先)
2cm 未満 5,000円程度(3割負担の場合)
2~4cm 未満 11,000円程度(3割負担の場合)
4cm 以上 13,000円程度(3割負担の場合)
露出部以外
3cm 未満 4,000円程度(3割負担の場合)
3~6cm 未満 10,000円程度(3割負担の場合)
6~12cm 未満 13,000円程度(3割負担の場合)
12cm 以上 25,000円程度(3割負担の場合)